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Seedance 2.5とは?料金・使い方・著作権の注意点【2026年】

AI Beat編集部

Seedance 2.5とは?料金・使い方・著作権の注意点【2026年】
目次
  1. Seedance 2.5とは
  2. Seedance 2.5でできること
  3. 向いている用途と向いていない用途
  4. 指示文の書き方
  5. モデルの選び方
  6. Seedance 2.5の料金
  7. 費用の見積もり例
  8. 日本からの使い方
  9. 商用利用と著作権の注意点
  10. AIで作った動画の開示
  11. 社内で決めておきたいこと
  12. 当社で試して分かったこと
  13. 業務に入れるときの手順
  14. 他の動画生成AIとの比較
  15. AI Beat 編集部の見解
  16. よくある質問
  17. Q. Seedance 2.5は無料で使えますか?
  18. Q. 日本から使えますか?
  19. Q. 商用利用はできますか?
  20. Q. Seedance 2.0との違いは何ですか?
  21. Q. DreaminaとSeedanceは何が違いますか?
  22. Q. Seedance 3は発表されていますか?
  23. Q. 1本の動画にどのくらいの費用がかかりますか?
  24. まとめ
  25. 関連記事

Seedance 2.5は、ByteDanceが2026年7月31日に公式ブログで発表した動画生成AIです。映像と音声を同時に作れて、1回で30秒まで生成できます。一方で、料金は窓口ごとに違い、著作権をめぐる議論も続いています。本記事では、できること、料金、日本からの使い方、商用利用の注意点を公式情報で整理します。あわせて、当社(AI Beatの運営元、AI Native)が動画制作で試して分かったことも紹介します。

Seedance 2.5とは

Seedance 2.5とはを表す図解

SeedanceはByteDanceの研究組織Seedが開発する動画生成モデルです。文章や画像、動画、音声を入力すると、音声つきの動画を返します。公式ブログでは、2.5の特徴として、ひと続きの長い映像を作る力と、参照素材を柔軟に扱える点を挙げています。

動画生成AI全体の比較は動画生成AIのランキングで整理しています。

発表の時期には情報の揺れがあります。公式ブログの日付は7月31日ですが、海外報道は6月のイベントで披露され、7月初旬に提供が始まったと伝えています。本記事は公式ブログの日付を基準にします。

Seedance 2.5でできること

Seedance 2.5でできることを表す図解

Seedance 2.5の公式ページで確認できる主な機能は次のとおりです。

  • 映像と音声の同時生成
  • 1回30秒までの生成と、複数回の延長
  • 参照素材は画像30点、動画10点、音声10点まで
  • 時刻を指定した部分編集
  • グリーンスクリーンを使った編集

商用の動画では、登場人物や商品の見た目を揃えることが課題になります。参照素材を多く渡せる設計は、この課題に向いています。ただし、公式も弱点を認めています。複雑な動きの物理的な自然さと、複数の被写体が絡む場面の安定性です。スポーツや手元の細かい作業を映す場合は、撮り直しの回数を見込んでおくほうが安全です。

解像度は窓口によって説明が異なります。BytePlusの料金表は480p、720p、1080pで、4Kは非対応としています。Dreaminaの比較ページには最大4Kとあります。使う窓口の画面で確認してください。

他社の動画モデルとの違いを見るときは、Sora 2の解説もあわせて読むと整理しやすくなります。

向いている用途と向いていない用途

Seedance 2.5が力を発揮しやすいのは、短い時間で世界観を見せる動画です。たとえば、新商品のイメージ動画、ショート動画の導入部分、絵コンテの段階で完成像を共有するための試作です。音声も同時に作れるため、映像と音を別々に用意する手間を減らせます。

一方で、向いていない用途もあります。人物が物を細かく操作する手順の説明、複数の人が同時に動くスポーツの場面、文字や数字を正確に見せる場面です。研修動画や製品の操作説明のように正確さが求められる動画は、実写や画面録画を基本にして、生成AIは背景や場面の転換に使うほうが安全です。

指示文の書き方

指示文は、長く書くより、順番を整理して書くほうが結果が安定します。編集部では次の順番をすすめています。

  1. 誰が、どこにいるか
  2. 何をするか(動きは1つか2つに絞る)
  3. カメラの動き(固定、ゆっくり寄るなど)
  4. 光と色の雰囲気
  5. 音声(せりふ、環境音、音楽)

1回の指示に多くの動きを詰め込むと、動きが崩れやすくなります。場面を分けて作り、あとでつなぐほうが修正もしやすくなります。参照素材を使う場合は、人物の正面の画像、商品の画像、動きの見本の動画というように、素材ごとの役割を決めておくと狙いが伝わります。

モデルの選び方

Seedanceは1つのモデルではなく、用途別に複数の版があります。BytePlusの料金表に載っている版を、使いどころで分けると次のようになります。

モデル 使いどころ 考え方
Seedance 2.5 完成版、長めのカット、参照素材を多く使う場面 品質を優先
Seedance 2.0 2.5ほどの機能が要らない本番 品質と費用の中間
Seedance 2.0 Fast 構図や動きの確認 速さを優先
Seedance 2.0 Mini 大量の下書き 費用を優先

動画を入力に使う場合は、料金の単価が変わります。BytePlusの表では、動画入力ありのほうが単価は低く設定されています。ただし、入力した動画の長さも計算に入る可能性があるため、実際の請求額で比べてください。

Seedance 2.5の料金

Seedance 2.5の料金を表す図解

料金は、APIで使うか、Dreaminaなどのアプリで使うかで変わります。2026年11月時点で確認できる範囲では、BytePlus ModelArkの公式料金表に次の例があります。動画入力なしで5秒を作る場合の金額です。

モデル 解像度 5秒の目安(動画入力なし)
Seedance 2.5 480p 0.514ドル
Seedance 2.5 720p 1.156ドル
Seedance 2.5 1080p 2.843ドル
Seedance 2.0 720p 0.76ドル
Seedance 2.0 Fast 720p 0.60ドル
Seedance 2.0 Mini 720p 0.38ドル

720pで比べると、2.5は2.0 Miniの約3倍です。下書きはFastやMiniで作り、完成に近い段階だけ2.5を使うと費用を抑えられます。

Dreaminaの料金は、ログイン後に最終価格が表示されます。販促の表示はありますが、日本円の価格は本記事の執筆時点で確認できていません。契約前に自分のアカウントの画面で確かめてください。

費用の見積もり例

上の表の単価が秒数に比例すると仮定して、30秒の動画を720pで作る費用を計算してみます。実際の請求はトークン量で決まるため、目安として見てください。BytePlusの仕様ではMiniの生成時間は4〜15秒なので、30秒相当の下書きは15秒を2本に分けて計算しています。

作り方 計算 目安
2.5で1回 1.156ドル×6 約6.9ドル
2.0 Miniで15秒を2本 0.38ドル×3×2 約2.3ドル
Miniの下書き(15秒2本)を3回、2.5で本番1回 2.3ドル×3+6.9ドル 約13.8ドル
2.5だけで4回 6.9ドル×4 約27.7ドル

下書きを軽いモデルで回すと、同じ4回でも費用は半分ほどになります。実務では、1本の動画に複数の場面が必要になり、作り直しも発生します。動画の本数だけで予算を組まず、1本あたりの試行回数まで見込んでおくと、途中で予算が足りなくなる事態を防げます。

日本からの使い方

日本からの使い方を表す図解

主な窓口は次の3つです。

窓口 向いている人 確認すること
Dreamina 画面で試したい個人や制作者 アカウントと地域で使えるか
BytePlus ModelArk APIで組み込みたい開発者 提供地域と企業審査
外部の動画サービス ほかのモデルと並べて使いたい人 消費量と権利の条件

BytePlusの発表によると、Seedance 2.5は対応市場で提供され、米国は対象外です。Dreaminaには日本語のページがありますが、利用方法の案内では、使えるかどうかはアカウントと地域によるとしています。公式の文書で日本を明示したものは確認できていません。

中国向けの即梦(Jimeng)と豆包も提供先ですが、日本の企業が業務で使う窓口としては条件の確認が先です。

画面で試す手順は次の流れです。

  1. Dreaminaにログインし、Seedance 2.5が選べることを確認する
  2. 短い秒数と低い解像度で、構図と動きを確かめる
  3. 登場人物や商品の参照素材を入れて、見た目を揃える
  4. 問題のない案だけ、高い解像度で作り直す

商用利用と著作権の注意点

商用利用と著作権の注意点を表す図解

業務で使う前に確かめたい点は3つあります。

1つ目は規約です。Dreaminaの利用規約は、規約を守れば入力と出力はユーザーのものとしています。ただし、サービスは原則として私的で非商用の利用を想定している、という記載もあります。広告や受託制作で使う場合は、最新の規約を法務の担当者と確認してください。

2つ目は実在の人物です。BytePlusの規則では、実在の顔を含む入力に制限があり、本人確認と許諾の手順が定められています。

3つ目は他社の作品です。Seedanceの2.0が公開された2026年2月には、米映画協会などが強く非難し、Disneyが警告書を送ったと報じられました。ByteDanceは対策を表明しています。既存の作品やキャラクターに似た映像を出さない運用が欠かせません。

YouTubeに出す場合は、YouTubeの生成AIガイドラインも確認してください。

AIで作った動画の開示

Dreaminaは、不可視の透かし、C2PA、見える形のAIラベルを使うと案内しています。こうした印は動画の編集や書き出しで失われる場合があります。透かしに頼るのではなく、公開する側が概要欄や動画の中で、AIで作ったことを説明する運用が必要です。

広告で使う場合は、見る人が実在の人物や実際の商品の映像だと誤解しないかも確認してください。商品の性能や使用感を生成映像で表現すると、実物と違う印象を与えるおそれがあります。効果や機能を示す場面は実写にして、イメージの場面だけ生成AIを使うと、この問題を避けやすくなります。

社内で決めておきたいこと

生成AIの動画を複数の担当者が使い始めると、判断が人によって分かれます。次の項目は、使い始める前に文書にしておくと運用が安定します。

  • 入力してよい素材と、入力してはいけない素材
  • 社外に公開してよい用途の範囲
  • AIで作ったことの開示の書き方
  • 公開前に確認する担当者
  • 問題が起きたときの取り下げの手順

当社で試して分かったこと

当社で試して分かったことを表す図解

当社でも動画制作でSeedanceを試しています。同じ条件で他社モデルと比べた結果ではありません。実際に作って分かった注意点として読んでください。

  • 消費量は見込みより増えることがある: 参照動画を使った修正で、確認画面の見込みより多く消費した例がありました。予算には余裕を持たせています
  • 長めの動画は待ち時間を見込む: 30秒の案では生成に約10分かかり、進捗の表示が99%のまま止まって見えました。止まったと判断してやり直さないようにしています
  • 権利の判定で止まることがある: 同時に依頼した案の1本が、著作権の問題の可能性があると判定されて止まりました。複数案を並べて依頼すると、1本止まっても制作を続けられます
  • 指示どおりの動きか目で確かめる: 映像としてきれいでも、ノートが閉じたままペンが動かないなど、場面に合わないカットがありました。公開前に1カットずつ見ています

いずれも、画面で試すだけでは気づきにくい点です。小さな案件で一度通してみると、自社に必要な確認の工程が見えてきます。

動きの細かい描写は、公式が弱点として挙げる点と一致します。人の確認を工程に入れることが、いまの実務では現実的です。

業務に入れるときの手順

当社の経験と公式の注意点をふまえると、企業で使い始めるときは次の順で進めると手戻りが少なくなります。

  1. 用途を決める。社内の説明用か、社外の広告用かで、確認する範囲が変わります
  2. 窓口を決める。規約、請求の方法、データの扱いを確認します
  3. 使ってよい素材の線引きを決める。実在の人物、他社のロゴ、既存の作品は最初から入れない運用が安全です
  4. 少額で試す。1本あたりの消費量と待ち時間を測ります
  5. 確認の担当を決める。公開前に人が全カットを見て、権利と事実の両面を確認します

特に社外に出す動画は、誰が最終確認をするかを先に決めておくことが大切です。生成の速さに比べて、確認の工程は省けません。

他の動画生成AIとの比較

他の動画生成AIとの比較を表す図解

同じ時期に比べられることが多いのは、快手のKlingです。詳しくはKling 4.0の解説にまとめました。

項目 Seedance 2.5 Kling 4.0
1回の長さ 30秒まで 3〜30秒
参照素材 画像30、動画10、音声10 計15件
強み 参照の多さ、音声の同時生成 キーフレームの制御
注意点 窓口と規約の確認 商用条件の確認

選び方の目安として、参照素材で見た目を揃えたい場合はSeedanceが候補になります。一方、ほかのツールと組み合わせて使うなら、複数のモデルを扱うPollo AIのようなサービスも選択肢です。編集寄りの作業が中心ならRunwayも比較に入れてください。

AI Beat 編集部の見解

AI Beat 編集部の見解を表す図解

Seedance 2.5は、参照素材の多さと音声の同時生成で、短い動画の制作工程を大きく縮める可能性があります。ただし、企業が本番で使う場合に最初に見るべきなのは画質ではありません。提供地域、規約、権利の3点です。

当社の見方では、次の順で進めるのが無難です。まず社内の検証用に軽いモデルで工程を作ります。次に、規約と権利の確認が取れた用途だけ、上位モデルを使います。料金と提供地域は短い期間で変わるため、発注の前に公式の画面で確認してください。

よくある質問

よくある質問を表す図解

Q. Seedance 2.5は無料で使えますか?

Dreaminaは毎日の無料クレジットを案内していますが、Seedance 2.5を使える条件はアカウントと地域によって変わります。自分の画面で確認してください。

Q. 日本から使えますか?

Dreaminaには日本語のページがありますが、公式文書で日本を明示したものは確認できていません。第三者の記事は対応としています。実際にログインして確かめるのが確実です。

Q. 商用利用はできますか?

出力はユーザーのものとされていますが、規約には非商用の利用を想定する記載もあります。業務で使う場合は、窓口ごとの最新の規約を確認してください。

Q. Seedance 2.0との違いは何ですか?

2.5は1回の長さと参照素材の扱いが強化されています。料金は上がるため、下書きには2.0 FastやMiniを使う方法があります。

Q. DreaminaとSeedanceは何が違いますか?

Seedanceは動画を作るモデルの名前で、Dreaminaはそのモデルなどを使える画面のサービスです。同じモデルでも、窓口によって料金や解像度の説明が異なる場合があります。

Q. Seedance 3は発表されていますか?

本記事の執筆時点で、公式の発表は確認できていません。第三者の記事で名前が出ることがありますが、公式の情報が出るまでは2.5を基準に検討してください。

Q. 1本の動画にどのくらいの費用がかかりますか?

BytePlusの料金例から計算すると、720pの30秒で約6.9ドルです。ただし、これは1回で成功した場合の目安です。作り直しの回数によって、費用は数倍になります。

まとめ

まとめを表す図解
  • Seedance 2.5はByteDanceの動画生成AIで、音声つきで1回30秒まで作れる
  • BytePlusの料金例は720pの5秒で1.156ドル。下書きは軽いモデルで費用を抑えられる
  • 日本から使えるかは、公式の明示が確認できないため、自分のアカウントで確かめる
  • 商用利用では、規約、実在の人物、他社の作品の3点を先に確認する

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最終更新: 2026年11月