AI Beat(エーアイビート)編集部です。
「AI動画を作ってみたいけど、どのツールを選べばいいか分からない」。そんな声を編集部でもよく耳にします。Runway、Kling AI、Luma AIなど有力サービスが乱立する中、どれか一つを選ぶよりも、複数のAIモデルを一カ所で試せるプラットフォームが使い勝手の面で優れています。
今回、編集部で実際に触ってみて驚いたのが「Pollo AI(ポロAI)」です。テキストから動画、画像から動画、高解像度化まで、これ一本でクリエイティブ制作の大半をカバーできました。スマホアプリも揃っているため、パソコンがない状況でも試せます。
この記事では、Pollo AIの基本情報から具体的な使い方、料金プラン、他ツールとの違い、よくある質問まで、実際の使用経験をもとに詳しく解説します。2026年4月時点の情報です。
Pollo AIとは

Pollo AI(ポロAI)とは、複数のAI動画・画像生成モデルを一元化したオールインワンプラットフォームです。テキスト入力だけで動画を生成する「テキストから動画へ」、静止画をアニメ風に動かす「画像から動画へ」、既存映像の解像度を引き上げる「動画アップスケーラー」など、クリエイティブ制作で必要な機能を単一のUIで使えます。
オールインワンのAI動画・画像生成プラットフォーム
Pollo AIの最大の特徴は、Kling AI、Runway、Luma AI、Pika AI、Hailuo AIなど業界トップクラスのモデルを切り替えながら使える点です。同じプロンプトでも選ぶモデルによって仕上がりのテイストがまるで変わり、リアル路線からアニメ風まで試せます。
開発元はシンガポールを拠点とするHIX.AI。同社はAI文章生成ツールで実績を持ち、動画生成分野への参入として2024年にPollo AIをリリースしました。公式About Usページによると、「技術的な背景に関係なく、誰もがAI動画生成の恩恵を受けられる」ことをミッションとして掲げています。
対応するジャンルが非常に多彩
Pollo AIが生成できるコンテンツは「動画」だけではありません。アニメ風、ディズニーテイスト、Claymation(粘土アニメ)、フォトリアルなど多様なスタイルに対応しています。
- テキストから動画。説明文を入力するだけでシーンを自動生成
- 画像から動画。静止画に自然な動きを加えてアニメーション化
- 一貫したキャラクタービデオ。マンガやゲームのキャラを複数シーンで統一した見た目に維持
- AI背景ジェネレーター。指定した雰囲気のバックグラウンドを自動生成
- リップシンクビデオ。既存動画に音声を合わせて口の動きを同期
ファンタジーやSF世界観を出したい場合、複数モデルを組み合わせることで独特の雰囲気を出せます。いくつものサービスを行き来しなくていい点が、まさに「オールインワン」と呼ばれる理由です。
スマホアプリも提供されており場所を選ばない
Pollo AIはWebブラウザに加え、iOS/Android両対応のスマホアプリも提供しています。外出先や移動中でも、撮ったばかりの写真を即座にアニメ風に変換してSNSへ投稿するといった使い方が可能です。編集部でもiPhoneアプリを試しましたが、PC版と同等の主要機能を利用でき、レスポンスの速さは申し分ありませんでした。
Pollo AIの提供会社(HIX.AI)
開発元のHIX.AIはシンガポール拠点のAIソリューション企業です。元々はAIライティングアシスタントで知名度を持ち、その技術を動画生成に応用する形でPollo AIをリリースしました。公式サイト(日本語対応)も整備されており、日本語での操作説明が充実しています。
Pollo AIの料金プラン

Pollo AIは無料プランから始められます。以下は2026年4月時点の公式サイト情報をもとにまとめたプラン概要です。※最新の料金は公式サイト価格ページをご確認ください。
無料プランと有料プランの違い
| プラン | 月額料金 | クレジット | 主な制限 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 限定クレジット | 透かし入り、一部モデル制限 |
| Basic | 約$8〜(月払い) | 毎月追加 | 透かしなし、基本モデル利用可 |
| Pro | 約$25〜(月払い) | 大幅増加 | 全モデル利用可、高解像度出力 |
| Ultra | 約$50〜(月払い) | 最大クレジット | 商用利用、優先処理 |
|
クレジット消費の仕組み
Pollo AIでは生成ごとに「クレジット」を消費する仕組みです。使うモデルの種類や動画の長さ、解像度によって消費量が変わります。テキストから短い動画(数秒)であれば1〜数クレジット、高解像度や長尺になるほど消費が増えます。まず無料枠で使用感を確認し、月の利用量を見極めてからプランを選ぶのが現実的です。
| 💡 ワンポイント 最初はFreeプランで試し、気に入ったらProプランへの移行を検討しましょう。年払いを選ぶとコストを抑えられます。 |
実際に使ってみた!Pollo AIの基本的な使い方
1. アカウント作成からスタート
Pollo AIを使い始めるためには、まず公式サイトでアカウントを作成します。Googleアカウントまたはメールアドレスで登録でき、所要時間は1分程度。無料プランはクレジットカード不要で開始できます。
- 公式サイト(pollo.ai/ja)にアクセス。右上の「サインアップ」をクリック
- Googleアカウントまたはメールアドレスで登録。メール認証が必要
- ダッシュボードにログイン。各ツールのアイコンが並ぶトップ画面が表示される
- 使いたいツールを選択。「テキストから動画へ」「画像から動画へ」などをクリック
- プロンプトを入力して生成開始。数十秒〜数分でプレビューが生成される
2. ツール選択とプロンプト入力
ダッシュボードには「テキストから動画へ」「画像から動画へ」「動画から動画へ」「リップシンクビデオ」「AI背景ジェネレーター」「チャットで画像生成」など多数のツールが並んでいます。目的に合わせて選択し、テキストボックスにプロンプトを入力するだけです。
たとえば「テキストから動画へ」を選んで「日本の桜並木を歩く女性、映画風の色調」と入力すると、AIが映像を自動生成します。言語スタイルやAIモデル、フレーム数、解像度などのパラメータも画面右側で調整できます。英語プロンプトの方が精度が高い傾向がありますが、日本語でも十分な出力が得られました。
3. ラフ生成と修正指示
プロンプトを送信すると、数十秒から2〜3分でラフ動画やラフ画像が生成されます。プレビューを確認し、色合いやアングル、キャラクターの表情などが思い通りでなければ、プロンプトを微調整して再生成できます。
「もう少し明るい色調にして」「キャラクターの動きをもっと滑らかに」といったざっくりした修正指示でもAIが反映してくれます。従来の手動動画編集と比べると作業時間を大幅に短縮できるのは確かで、編集部でも10分以内に完成度の高いラフを複数バリエーション用意できました。
豊富な機能と特徴

多彩なAIモデルへのアクセス
Pollo AI最大の強みは、複数のAIモデルを一画面から切り替えられる点です。
| モデル名 | 得意なスタイル | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| Kling AI | フォトリアル、シリアスな質感 | ビジネス動画、写実的映像 |
| Runway | モダンなアートスタイル | クリエイティブ映像、広告 |
| Luma AI | 立体感・奥行き表現 | 3D風表現、建築・製品映像 |
| Pika AI | アニメ風、躍動感のある動き | キャラクターアニメ、SNS動画 |
| Hailuo AI | 自然なモーション | 人物動画、日常シーン |
画像生成でもFlux SchnellやFlux 1.1 Pro Ultraなど複数のモデルを切り替えられるため、マンガ風からフォトリアルまで幅広いスタイルを試せます。モデルの切り替えはメニュー画面で数クリック。プレビューを見比べながら好みに近い結果を追求できます。
ユニークなテンプレートとエフェクト

Pollo AIには「AIキス動画生成ツール」「AIハグ」「AIトランスフォーマー効果」「AI筋肉ジェネレーター」など、エンターテインメント性の高いテンプレート・エフェクトが豊富に揃っています。友人や家族の写真を使って「AIハグ」で抱き合う動画を生成すれば、SNSでのちょっとしたサプライズ演出にも使えます。
ビジネス用途のコンテンツ制作だけでなく、個人の創作欲を刺激するユニークな機能がある点はPollo AIならではです。ただし一部のエフェクトはプライベートやSNS向けで、ビジネスの場ではTPOに合った選択が必要です。
動画アップスケーラーとビデオエンハンサーによる品質向上
高解像度コンテンツが求められるビジネスシーンや大画面上映向けに、「動画アップスケーラー」と「ビデオエンハンサー」が利用できます。低解像度の映像をHDや4K相当に引き上げるだけでなく、AIがピクセル情報を推測補完してノイズを抑えながら輪郭と色彩を再現します。単純な拡大処理とは異なり、古い動画素材の品質向上にも有効です。
編集部では2年前に撮影した720p動画をPollo AIでアップスケールしてみましたが、細部の質感が改善され、ほぼ4K相当に仕上がった印象でした。写真の鮮明化ツール全般の比較も参照してみてください。
おすすめポイント

1. 幅広いクリエイティブニーズを一括で解決
動画生成から画像生成、アップスケーリングまで、ほとんどの作業をPollo AI上で完結できます。複数ツールを行き来してファイルを変換する手間がなく、プロジェクトごとにモデルを切り替えながら効率よく制作フローを回せます。テキストを入力すれば動画も作れるし、既存の写真をキャラクター化することも可能。アイデア次第で創作の幅がどんどん広がります。
2. スマホアプリで手軽に制作フローを回せる
Pollo AIはPC向けWebアプリに加え、iOS/Androidのモバイルアプリも提供しています。撮ったばかりの写真をアプリにアップロードし、その場でアニメ風に変換してリアルタイムでSNSに発信するような使い方との相性が抜群。旅先やイベント会場など、予期しないシーンで面白い動画が作れるため、コンテンツ制作の機会が格段に増えます。
3. ユーザーコミュニティとギャラリーで参考例が豊富
Pollo AIのサイトにはユーザーが生成したコンテンツのギャラリーが公開されており、「Nature」「Vibrant Colors」「Adventure」「Playful」「Futuristic」「Sunset」などカテゴリー別に閲覧できます。自分のプロンプト設計の参考になるだけでなく、他のユーザーがどんな表現をしているかを知る良い機会になります。
Pollo AIと競合ツールの比較
Pollo AIと同様のAI動画・画像生成ツールを比較してみます。ターゲットユーザーや強みが異なるため、用途に合った選択が重要です。
Pollo AI vs Runway
Runway(ランウェイ)は映像編集者やプロクリエイター向けのAI動画生成ツールです。高品質な映像生成と精細な編集機能が強みですが、学習コストが高く料金も高め。Pollo AIはRunwayをモデルの一つとして内包しながら、より直感的なUIで初心者でも使えます。
Pollo AI vs Kling AI単体
Kling AIはフォトリアルな映像生成に定評があります。Pollo AIはKling AIを含む複数モデルを一つのプラットフォームから操作できるため、「Kling AIが得意なリアル路線も使いつつ、アニメ風も試したい」というユーザーに適しています。Kling AIのみに特化するより表現の幅が広い点が優位です。
Pollo AI vs Sora(OpenAI)
2025年にリリースされたSora 2(OpenAI)は高精度な動画生成で話題を集めました。SoraはChatGPT Plusの有料プランで利用可能ですが、生成できる動画のスタイルはPollo AIほど多様ではありません。Pollo AIは複数モデルを横断的に活用できる点で、幅広い表現を試したいユーザーに向いています。
| ツール | 価格帯 | 対応スタイル | おすすめユーザー |
|---|---|---|---|
| Pollo AI | 無料〜約$50/月 | 多様(5+モデル選択) | 幅広い表現を試したい初〜中級者 |
| Runway | $12〜$76/月 | 高品質映像、映像編集 | プロ映像クリエイター |
| Sora 2 | ChatGPT Plus($20/月) | 高精度リアル映像 | ChatGPT既存ユーザー |
| Kling AI | 無料〜$66/月 | フォトリアル動画 | 写実的映像に特化したい人 |
実際に使ってみた感想
生成スピードとクオリティのバランス
編集部でPollo AIを実際に触って最初に感じたのは、生成速度の速さとクオリティが両立している点です。テキストから動画を生成する場合、選ぶモデルや動画の長さによって差はありますが、おおむね数十秒〜3分以内でプレビューを確認できました。
アップスケーリングやビデオエンハンス機能も処理が速く、細部のノイズが抑えられ色のバランスが整う変化を目で確認できました。大掛かりな映像制作ツールを使わなくても、ここまで手軽にレベルの高い仕上がりを得られる点は大きな強みです。
複数AIモデルでイメージの幅が広がる
特に印象的だったのが、同じプロンプトでもAIモデルを切り替えるだけでテイストが大きく変わる体験です。Kling AIが生み出すリアリスティックな質感の映像、Runwayのモダンなアートスタイル、Luma AIの立体感と奥行きなど、モデルごとの個性は確かに明確でした。
「リアル路線でシリアスな映像を作りたいときはKling AI」「アニメ風にキャラクターを躍動感たっぷりに動かしたいときはPika AI」という使い分けが自然とできてきます。試行錯誤しながらベストマッチを探す過程も、クリエイティブな楽しみを倍増させてくれました。
テンプレート・エフェクト活用で手軽にSNS映え
テンプレートを使ったコンテンツ生成は、カジュアルな場面で特に活きてきます。「AI筋肉ジェネレーター」で自分や知人をムキムキに変身させた動画はSNSで好評でした。一部のエフェクトは人によって好みが分かれる可能性があり、ビジネスシーンでは場違いにならないよう選ぶ必要があります。プライベートやSNSで遊ぶ分には十分に盛り上がれる機能が揃っています。
| 💡 ワンポイント Pollo AIをSNSマーケティングで使う場合、「一貫したキャラクタービデオ」機能でブランドキャラクターを統一した見た目で動かすと、ブランドの世界観を維持したコンテンツを効率よく量産できます。 |
よくある質問
Q. Pollo AIは日本語で使えますか?
A. はい、Pollo AIは日本語対応のインターフェースを提供しています。公式サイト(pollo.ai/ja)にアクセスすると日本語で操作できます。ただしプロンプト入力は英語の方が精度が高い傾向があるため、より細かい表現を出したい場合は英語で入力することをお勧めします。
Q. Pollo AIアプリはスマホでも使えますか?
A. 使えます。Pollo AIはiOSおよびAndroid向けのアプリを提供しています。App StoreまたはGoogle Playで「Pollo AI」を検索してインストールできます。主要機能はPC版と同等で、スマホで撮影した写真をその場でAI動画に変換して投稿する使い方が特に便利です。生成AI活用の入門記事も合わせて参考にしてみてください。
Q. 無料プランで何ができますか?
A. 無料プランでは主要な動画・画像生成機能を限定クレジット内で試せます。生成した動画には透かしが入るため、SNS公開や商用利用には向きません。機能の使用感を確認する目的には十分です。有料プランへのアップグレードで透かしが消え、クレジットも大幅に増加します。
Q. Pollo AIで生成した動画は商用利用できますか?
A. 商用利用はプランによって異なります。公式サイトの利用規約では、Proプラン以上で商用利用が認められています。公式価格ページで最新の利用条件を確認してください。商用目的での利用を検討している場合は、事前に規約を必ず確認することを強くお勧めします。
Q. Pollo AIの生成速度はどのくらいですか?
A. 使用するモデルや生成する動画の長さ・解像度によって異なりますが、テキストから短い動画(3〜5秒)であれば数十秒〜2分程度が目安です。高解像度や長尺動画は3〜5分程度かかることがあります。有料プランでは優先処理が適用され、生成速度が向上します。
Q. Pollo AIとRunwayはどちらがおすすめですか?
A. 用途次第です。初心者や多様なスタイルを手軽に試したい場合はPollo AIが適しています。プロ映像制作で高品質な編集機能が必要な場合はRunwayの方が向いています。Pollo AIはRunwayをモデルの一つとして内包しているため、RunwayのスタイルもPollo AIから試せます。AI画像生成ツールの比較記事も参考にどうぞ。
まとめ
Pollo AIは、複数のAI動画・画像生成モデルを一元化したプラットフォームとして、初心者からクリエイターまで幅広い用途に対応しています。
- 複数AIモデル(Kling AI/Runway/Luma AI等)を切り替えて多様な表現が試せる
- テキストから動画、画像アップスケーリングまで一画面で完結
- 無料プランでまず試せて、有料プランに移行しやすい料金体系
- iOS/Androidアプリ対応で場所を選ばない
「動画制作の時間を短縮したい」「一味違うエフェクトでSNSコンテンツを強化したい」と感じているなら、まず無料プランで使い心地を確認してみてください。複数モデルの使い分けに慣れてきたら、Sora 2など最新の動画AIツールの動向も合わせてチェックすると、自分に合ったツール選びがしやすくなります。


OpenAI
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ChatGPT
Bard
Stable Diffusion
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